列レベルの権限をリストフォームに設定することで、非表示または読取り専用に設定された新規/編集/表示項目フォームの列へのアクセスやそれらの修正をユーザーが行えないように制限することができます。列レベルの権限はリストビューでも機能し、どのビューでも列を非表示にすることができます。
バージョン5.0以降、製品はSharePointのクラシックモードとモダンエクスペリエンスモードの両方をサポートしています。
列レベル権限は、ユーザー、SharePointグループ、Active Directoryグループに設定できます。また、列レベルの権限は、個人またはグループフィールドで指定されたユーザー(作成者、修正者、割り当て先)や匿名ユーザーに割り当てることも可能です。
動的なフィールドベースの条件により、他の列の値に基づいて個々の列それぞれに権限を設定できます。これにより列を非表示にするまたは読取り専用にするかどうかあるいは列を非表示/読み取り専用にする時期を簡単に設定できます。
他のリストから選択した動的ユーザーやグループ用の列レベルの権限を設定することにより、権限の割り当てがより効率的なものになります。条件を使って特定のユーザーを連絡先リストから抽出したり、列レベルの権限をそれらのユーザーに割り当てることもできます。
リストビューの権限を設定し指定のビューへのユーザーアクセスを制限するには、コンテキストメニューからビューまたはビューセレクターを非表示にします。リストで[このビューを修正]コマンドを無効にしビューを読取り専用にすると、ユーザーはビュー設定の修正を行えなくなります。
ユーザーごとにデフォルトビューを設定でき、リストやライブラリを参照するとき設定したデフォルトビューに直接アクセスできます。
[ビューの作成]コマンドを特定のユーザーやグループに対して無効にすると、それらのユーザーやグループは、パブリックビューまたは個人ビューをリストに作成できなくなります。
権限管理を強化する更なる機能:
列レベル権限はリマインダーメールでも機能し、非表示の列はEメールには表示されません。
特定のユーザーやグループを列レベルまたはビューレベル権限の割り当てから除外します。
列レベルの権限は項目の添付ファイルにも適用できます。これにより、ユーザーの添付ファイルの閲覧、追加、削除が制限されます。
列レベルの権限がデータシートビューでも機能します。ユーザーは非表示または読取り専用に設定された列にアクセスしたりそれらを修正することができなくなります。
データシート、ビュー、RSSフィード、Excelへエクスポート、エクスプローラーで開くなどのリボンボタンを無効にすることにより特定の機能へのユーザーアクセスを制限できます。
自動的に新規のビューを非表示にしユーザーの新規に作成されたビューへのアクセスを制限します。
列/ビュー権限は、リスト、サイトデータ、ビューメソッドを含むSharePoint Web サービスで利用可能です。
公開済みのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)が利用可能です。APIを使用すると、サードパーティー製のアプリケーションがColumn/View Permissionで使用可能になります。